有限要素法で構造の応力や変形を調べ、荷重の伝わり方を可視化

有限要素法(FEM)による工学シミュレーションと解析支援。慶應義塾大学の荷重伝達評価手法U*を使うソフトウェアも提供する。

株式会社FRONE 慶應義塾大学発 / 東京都 世田谷区 / 2012年設立
技術を使った製品・サービス CAE 有限要素法 FEM 構造解析 荷重伝達評価 U*
実用化の段階
研究実証販売
受託解析・コンサルティングやソフトウェア販売を公式に案内し、取引先一覧と2025年12月の製品資料リリースを掲載している。
5製品
7提携・顧客
4特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

設計や試作の前に製品・構造の挙動や不具合要因を把握し、荷重伝達経路や補強・軽量化の候補を評価する。

どう動くか

FEMで構造を小さな要素に分けて計算し、応力や変形、熱・流体の挙動を評価する。U*は構造内部のひずみエネルギーの変化から、荷重がどの部分を通って伝わるかを可視化する。Ustar PREは解析データ処理を自動化し、検査荷重法で剛性マトリックスの計算回数を抑える。これは同社が提供する技術・サービスの説明であり、同社独自の基礎技術全体を示すものではない。

できるようになること

同社の説明では、荷重伝達の可視化により構造のどこが荷重を支えるかを把握し、健全性を保ちながら補強箇所や軽量化できる箇所を検討できる。FEM解析、ソフトウェア導入支援、教育を組み合わせ、製品設計の評価や改善に活用する。

技術の出自:慶應義塾大学の構造力学・荷重伝達経路解析分野。U*関連特許は慶應義塾名義。同社は慶應義塾大学とのUstar PRE共同開発を説明している。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 自動車・車両の構造、衝突、振動、耐久性評価
  • 航空機・船舶・産業機械の構造解析
  • 建築・地盤・土木構造物の解析
  • 熱・流体・電磁場などの工学シミュレーション
  • 複合材成形および亀裂進展評価
  • CAEソフトウェアの導入、教育、運用支援

優位性の主張

会社の主張
U*はひずみエネルギーの分布変化から構造全体の荷重伝達を可視化し、補強や軽量化の検討箇所を把握できると説明している。 出典
会社の主張
Ustar PREは解析データ処理を自動化し、検査荷重法で全体剛性マトリックスの計算を1回にして計算時間を短縮すると説明している。 出典
会社の主張
同社は構造、熱、流体、電磁場、機構、システム解析および連成解析を扱い、モデル作成から解析結果の統合評価・改善提案まで提供すると説明している。 出典
第三者の評価
日本自動車技術会掲載の発表要旨では、乗用車の側面衝突時のU*分布を計算し、動的荷重下の荷重伝達評価への適用例を報告している。 出典

製品・サービス

販売中
受託FEMモデリング・解析・総合コンサルテーション

FEMモデル作成、構造・熱・流体などの解析、結果の統合評価や改善提案を行う。 出典

製造業、建築・土木など、設計評価や工学解析を必要とする法人・機関
販売中
Ustar PRE / Ustar SOL

慶應義塾大学のU*荷重伝達評価手法を用い、構造内の荷重経路を評価するソフトウェア。 出典

構造設計・解析を行う自動車、輸送機器、機械などの事業者
販売中
CAE解析ソフトウェアの販売・導入支援

Femap、Nastran、LS-DYNAなどの解析ソフトを販売し、環境構築、導入、教育、運用を支援する。 出典

CAE解析を導入・運用する法人
販売中
NX Nastran 解析ハンドブック

Femap with NX Nastranの機能や解析手順を解説する同社作成の日本語資料。例題モデルが付属する。 出典

NX Nastranを利用する解析担当者・設計者
販売中
Harpe

Femapを基盤に、FEMモデル作成や解析処理の自動化を支援するツールキット。 出典

Femapを用いる設計・解析事業者

これまでの歩み 新しい順

2024-11
販売提携
シーメンス株式会社:POWTEX 2024のシミュレーションゾーンに共同出展。 出典

提携先・顧客

共同開発
慶應義塾大学 Ustar PREについて共同開発と説明。特許は大学名義。 出典
顧客
トヨタ自動車東日本株式会社 同社公式サイトの取引先掲載企業。 出典
顧客
株式会社神戸製鋼所 同社公式サイトの取引先掲載企業。 出典
顧客
ジャパンマリンユナイテッド株式会社 同社公式サイトの取引先掲載企業。 出典
顧客
株式会社島津製作所 同社公式サイトの取引先掲載企業。 出典
顧客
防衛装備庁 航空装備研究所 同社公式サイトの取引先掲載機関。 出典
販売提携
シーメンス株式会社 POWTEX 2024のシミュレーションゾーンに共同出展。 出典

特許

4 件 出典
Google PatentsでFRONE名義を検索し、U*関連の慶應義塾名義の公報を追跡して確認した公報番号の件数。4公報であり、特許ファミリー数や会社保有件数を意味しない。
主な分野有限要素法による数値構造解析、荷重伝達経路・構造荷重伝達評価
海外出願True
JP6247844B2 — 構造物荷重伝達計算装置 学校法人慶應義塾 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
JP4310501B2 — 荷重伝達経路法に基づく数値構造解析装置 慶應義塾大学 / 登録(Google Patents表示は有効。表示上の予想満了日は2026-11-06) 出典
WO2007052784A1 — 荷重伝達経路法に基づく数値構造解析装置 Keio University / 国際公開。Google Patents表示はCeased 出典
US8239180B2 — Numerical structural analysis system based on the load-transfer-path method Keio University / 登録後、維持年金未納により失効(Google Patents表示) 出典

会社の規模

従業員6名
公式サイトfrone.jp

大学との関係

ライセンス
慶應義塾大学 FRONEのUstar PRE/SOL関連製品の説明では、U*技術は慶應義塾大学の特許に基づき、製品に特許実施権を含むと記載されています。 出典
共同研究
慶應義塾大学 Ustar PREは慶應義塾大学と共同開発したツールと説明されています。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:14件
法人番号:3010901030455
内容の誤りを知らせる