曲げによる光の変化から、水位や橋のゆがみを測る

創価大学発のヘテロコア光ファイバー技術。異なるコア径の光ファイバーを接続し、曲げによる光損失の変化から水位・変位・ひずみ・振動などを計測する。

株式会社コアシステムジャパン 創価大学発 / 東京都 八王子市 / 2008年設立
研究発の技術 光ファイバーセンシング ヘテロコア光ファイバー IoT 水位計 インフラ遠隔監視 光強度計測
実用化の段階
研究実証販売
会社はセンサーを企画・開発・製造・販売すると公表し、i-Line WLの公開参考価格と市認定資料があり、共同開発や自治体向け設置事例も掲載されている。
4製品
2提携・顧客
6特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

雷や電磁ノイズ、温湿度などの影響を受けやすい屋外・水環境の設備やインフラを、長期かつ遠隔で監視する。

どう動くか

細い異種コアのファイバー区間を通常の光ファイバーに融着してセンサー点を作り、曲げや変形で生じる光の強度変化を読み取る。波長や干渉ではなく光強度を測る構成で、会社はLED光源とフォトダイオードによる省電力・安定計測を特徴としている。会社公表の技術説明では、曲率半径10〜30mm程度の曲げで数dBの損失変化が生じ、繰返し再現性は0.1%以下とされる。

できるようになること

河川・下水道・橋梁などの水位や変状を継続的に遠隔計測し、点検の補完や維持管理の効率化、防災上の状況把握に役立てることを目指す。

技術の出自:創価大学 理工学部の光ファイバーセンシング研究。創価大学との共同研究開発成果を事業化。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 河川・ダム・貯水池・液槽の水位遠隔監視
  • 下水道管路の水位モニタリング、老朽化対策、内水氾濫リスクの把握
  • 橋梁・道路・鉄塔等の変位・振動・ひずみ監視
  • 法面・防護ネットの状態監視
  • 水環境・防災・自然環境の遠隔計測

優位性の主張

会社の主張
異なるコア径のファイバーを接続し、曲げによる光損失から計測するポイント型方式。会社は「世界唯一」の技術と主張する。 出典
会社の主張
曲率半径10〜30mm程度で数dBの損失変化を検出し、繰返し再現性0.1%以下、センサー部の温度依存がないと会社は説明する。 出典
大学の発表
創価大学は、光強度のみを読むシンプルな方式が低コスト化と外部温度への非依存につながると説明する。 出典
第三者の評価
八王子市の新商品認定資料では、i-Line WLシリーズの参考価格を1セット60万円からと記載し、従来システムの1/20〜1/100以下の価格帯で提供可能とする(資料記載の主張)。 出典

製品・サービス

販売中
i-Line WLシリーズ(WL01等)

ヘテロコア式の光ファイバー水位計。水圧から液位を測り、コントローラと通信・閲覧機能を含む遠隔監視システムとして提供。 出典

自治体、下水道・水環境インフラ、河川・貯水池、建築業界など
段階不明
i-Line AD

橋梁・道路・鉄塔など大型構造物の変位を計測するIoTセンサーシステム。 出典

インフラ管理者、構造物管理者
段階不明
i-Line SC

法面や防護ネットなど面の状態監視に向けた小型変位センサーシステム。 出典

法面・防護ネット等の管理者
販売中
i-Line コントローラ/アプリ

センサー計測を制御し、USB・アナログ・LPWA等でデータを送信、PC・スマホ・ブラウザで閲覧する構成。 出典

i-Lineセンサー利用者

これまでの歩み 新しい順

2025-09
受賞
特定非営利活動法人 光ファイバセンシング振興協会「功績賞」 出典
2025-08
助成
令和7年度第1回 特許等調査・出願経費助成事業。公益財団法人福島県産業振興センター 出典
2025-06
助成
令和7年度 地域復興実用化開発等促進事業補助金。福島県 出典
2023-04
認定
八王子市「八王子市中小企業新商品開発認定制度 認定商品(光ファイバー水位計 i-Line WLシリーズ)」 出典
2022-06
助成
令和4年度 Go-Tech事業(成長型中小企業等研究開発支援事業)。経済産業省 出典

提携先・顧客

共同開発
創価大学 創価大学発の技術を基に、屋外環境で使うヘテロコア光ファイバーセンサーを共同研究開発。 出典
共同開発
株式会社奥村組 下水道管路の水位を広域・効率的に取得・管理するモニタリングシステムを共同開発。 出典

特許

社名・英語名でGoogle Patents検索を行い、関連と確認できた代表的な国内出願・登録例を記録。公式会社概要は国内25件・海外5件、過去の大学・公的支援資料は関連特許約20件としており、同一基準の検索総数は確定できない。
主な分野光ファイバーセンサー、変位・温度計測、光フィルタ、二酸化炭素センサー、水素センサー
共同出願人学校法人創価大学
海外出願True
JP7090248B2「ヘテロコア光ファイバ温度センサの製造方法」 学校法人創価大学、株式会社コアシステムジャパン / 登録・存続中(Google Patents表示) 出典
JP7274130B2「光フィルタの製造方法」 学校法人創価大学、株式会社コアシステムジャパン / 登録・存続中(Google Patents表示) 出典
JP7134438B2「光ファイバセンサ」 学校法人創価大学、株式会社コアシステムジャパン / 登録・存続中(Google Patents表示) 出典
JP2021117002A「ヘテロコア光ファイバ二酸化炭素センサ」 学校法人創価大学、株式会社コアシステムジャパン / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP2023068768A「光ファイバセンサ」 学校法人創価大学、株式会社コアシステムジャパン / 出願中(Google Patents表示) 出典
JP2024123832A「光ファイバ水素センサ、センサ装置及び製造方法」 学校法人創価大学、株式会社コアシステムジャパン / 出願中(Google Patents表示) 出典

会社の規模

従業員10名(2025-04時点) 出典
資本金4,000万円(2025-02時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトcore-system.jp

大学との関係

大学の認定
創価大学 創価大学の大学発ベンチャー企業として紹介され、大学の認定制度の実績に掲載。 出典
共同研究
創価大学 ヘテロコア光ファイバセンサーの実用化に向け、創立時から共同研究開発を実施。2022年度には水環境インフラ点検向け水位計測システムの共同研究開発がGo-Tech事業に採択。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:20件
法人番号:3010101008335
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