真菌の遺伝子を改変した後、導入したベクターを除去できる
真菌向けの自律複製ベクターとCRISPR非依存のゲノム編集技術を組み合わせ、遺伝子改変後にベクターを除去できる微生物ゲノム編集技術。
株式会社MycoGenome 東京理科大学発 / 東京都 千代田区
研究発の技術 真菌ゲノム編集 自律複製ベクター CRISPRフリー 微生物バイオものづくり 糸状菌発酵 非遺伝子組換え型菌株改良
実用化の段階
研究実証販売
会社公式の製品資料にpMGシリーズの販売情報があり、価格は要問い合わせ、学術研究用途向けで商業利用には別途ライセンスが必要と記載されている。
3製品
0提携・顧客
4特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
真菌では利用できるゲノム編集手法が限られ、CRISPRのライセンス費用や細胞毒性、改変後に外来DNAを残さず編集する難しさが課題とされる。
どう動くか
ベクターは細胞核内でゲノムに組み込まれず自律複製し、目的遺伝子を一時的に発現させた後に細胞から除去できる。会社はコピー数や安定性の異なるpMG製品を提示し、形質転換やゲノム編集に利用すると説明している。東京理科大学は、広い真菌種で使えるベクターやCRISPRに依存しない編集手法を特徴として挙げる。
できるようになること
大学と会社は、真菌の機能改良により有用物質の生産性向上や副生成物の抑制を目指す。食品、医薬品、環境浄化、バイオエネルギーなどでの微生物利用を広げるとしている。
使われる場面
- 食品発酵・代替タンパク・機能性成分の生産
- 医薬品・化学品など有用物質の微生物生産
- 農業・畜産向け微生物の機能改良
- 環境浄化・廃棄物分解
- バイオ燃料・バイオエネルギー
- 未利用資源の糸状菌発酵による高付加価値化
優位性の主張
製品・サービス
販売中
pMGシリーズ(pMG-weak、pMG-medium、pMG-strong、pMG-stable)
真菌細胞内で自律複製する研究用ベクター。コピー数や安定性が異なり、ベクター除去やゲノム編集などに利用。 出典
大学・研究機関、企業の研究部門
これまでの歩み 新しい順
特許
4 件
東京理科大学の公開資料を確認した範囲で関連出願4件。会社名義の出願件数ではない。
主な分野真菌・真核微生物のゲノム編集、自律複製ベクター、核酸改変ツール、ゲノム編集細胞の作製・交雑促進
特願2022-196304「ゲノム編集された細胞の作製方法及び交雑促進方法」 学校法人東京理科大学 / 出願。公開資料では国内優先出願と記載。 出典
特願2024-057389「核酸切断酵素、核酸、ベクター、核酸改変用キット、及び核酸の改変方法」 学校法人東京理科大学 / 出願。大学資料では出願未公開と記載。 出典
特願2024-057399「ベクター又はDNA断片、キット、及び遺伝子操作された真核細胞の作製」 学校法人東京理科大学 / 出願。大学資料では出願未公開と記載。 出典
特願2024-057393「変異体の作製方法、遺伝子発現方法、及び真核細胞」 学校法人東京理科大学 / 出願。大学資料では出願未公開と記載。 出典
会社の規模
大学との関係
大学の認定
東京理科大学 大学発スタートアップとして認定。大学研究成果の社会還元を目的に設立された旨が大学の発表に記載されている。 出典