衝撃と加速度を測り、小型衛星機器の打上げ耐性を確かめる

小型衛星などの宇宙機器に打上げ・分離時の衝撃を与えて安全性を確かめる試験技術と、試験受託・コンサルティング。

株式会社空宙技研 熊本大学発 / 熊本県 熊本市 / 2020年設立
研究発の技術 宇宙機器 衝撃試験 打撃式試験 加速度計測 航空宇宙
実用化の段階
研究実証販売
熊本大学は会社が企業・衛星開発者から依頼された衝撃試験を実施していると説明し、九州航空宇宙関連企業データベースにも衝撃試験の取引実績ありと記載されている。
3製品
1提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

宇宙機器は打上げ・分離時の強い衝撃で故障するおそれがある。試験には専用設備と技術が必要で、装置の安全性・安定性や試験体の破損も課題とされる。

どう動くか

試験体に衝撃を加え、加速度などを計測して、打上げや分離で生じる衝撃への耐性を評価する。会社は、ばねを駆動源とする打撃式の試験装置を開発中で、負荷による試験体の破壊を抑え、ボタン操作と動画説明で扱いやすくする計画を公表している。これは開発目標であり、達成済みの性能値は確認できない。

できるようになること

衝撃試験で機器の耐性を確認し、宇宙機器の安全性・信頼性を支える。熊本大学は、試験依頼への対応を通じて企業や衛星開発者を支援し、宇宙産業や地域産業への研究成果の還元を目指すと説明している。

技術の出自:熊本大学大学院先端科学研究部(工学系)産業基盤部門・機械システム設計分野。宇宙衝撃工学、衝突・衝撃試験に関する研究。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 小型衛星・宇宙機器の打上げ時および分離時の衝撃試験
  • ロケット・人工衛星搭載機器の安全性評価
  • 宇宙機器の衝撃試験に関する教育

優位性の主張

会社の主張
開発中の装置では、打撃方式とばね駆動を採用し、試験体の破壊を抑えながら、安全かつ安定して使える試験装置を目指す。ボタン操作と動画説明による利用容易化も計画している。 出典
大学の発表
熊本大学の登録特許は、ベース部に生じる弾性波を試験体に伝える方式を説明し、剛体移動式より高周波の衝撃加速度を与えることを目的としている。特許紹介にはピーク加速度数万G、最大周波数100kHzとの記載があるが、会社製品の実測性能を示すものではない。 出典

製品・サービス

販売中
宇宙機器の衝撃試験受託・コンサルティング

企業や衛星開発者から依頼を受け、宇宙機器の衝撃試験を実施する。 出典

ロケット・小型衛星の開発会社、大学など
研究段階
宇宙機器用衝撃試験装置

ばね駆動の打撃式で、安全かつ容易に使える装置を開発中。 出典

宇宙機器の試験を行う企業・大学など
販売中
宇宙機器の衝撃試験入門講座・教育教材

衝撃試験の基礎や打撃式試験の実施方法を扱う教育活動。 出典

宇宙工学・宇宙機器開発に関心のある受講者

これまでの歩み 新しい順

2025-09
助成
公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)・北九州市「令和7年度研究開発プロジェクト支援事業(宇宙関連機器新技術開発事業)「誰にでも扱える宇宙機用衝撃試験装置の開発」」 出典
2022-12
提携
一般社団法人 日本機械学会:宇宙機器の衝撃試験を学ぶ入門講座に協力。 出典
2022-01
海外
2022年の熊本テックプランター掲載情報では、海外打ち上げ試験要求に対応できる試験技術の開発を目指すとされている。海外法人、海外顧客、海外提携の実績は確認できなかった。 出典

提携先・顧客

提携
一般社団法人 日本機械学会 宇宙機器の衝撃試験を学ぶ入門講座に協力。 出典

特許

1 件 出典
会社名・英語名による公開検索では会社名義特許を確認できず。関連分野として熊本大学名義の国内登録特許を1件確認した件数。
主な分野衝撃加速度試験、弾性波を利用した衝撃印加装置・方法
特許第6340711号「衝撃印加装置及び衝撃印加方法」 国立大学法人熊本大学 / 登録 出典

会社の規模

資本金100万円(2025-05時点) 出典
大学との関係教職員等ベンチャー

大学との関係

大学の認定
熊本大学 熊本大学発ベンチャー一覧に掲載。認定年度は2020年度。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:8件
法人番号:2330001027429
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