短い光パルスでテラヘルツ波を測り、材料の性質を調べる

福井大学の遠赤外領域開発研究センターで培われたテラヘルツ波の時間領域分光・計測技術と、それに用いる測定装置・光学部品。

株式会社アイスペック・インスツルメンツ 福井大学発 / 福井県 福井市 / 2013年設立
研究発の技術 テラヘルツ波 時間領域分光 THz-TDS 電気光学サンプリング 光伝導アンテナ 遠赤外計測
実用化の段階
研究実証販売
公式サイトで装置・部品・相談を製品として案内し、物質・材料研究機構の資料にも同社製テラヘルツ評価装置が調達品として記載されている。
5製品
2提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

透過率や反射率が異なる材料を測定する際の感度・速度の制約を軽減し、テラヘルツ波を使った分光や検査を可能にする。

どう動くか

フェムト秒レーザーの短い光パルスでテラヘルツ波を発生させ、試料を通過または反射した波形を時間分解して検出し、周波数スペクトルを得る。福井大学の研究では電気光学サンプリングや光伝導アンテナを使い、ヘテロダイン検出では信号を光強度の変化として読み取る方式も開発された。会社はこれらの技術を装置や部品として提供している。

できるようになること

公的資料は、テラヘルツ分光技術の応用先としてバイオ・医療、セキュリティ、工業、農業を挙げている。高感度な測定器や部品の提供は、これらの分野の研究・検査でテラヘルツ計測を利用する基盤となる。

技術の出自:福井大学 遠赤外領域開発研究センターのテラヘルツサイエンス分野。関連研究課題に「探知・検査用超高感度テラヘルツ波センサーの開発」などがある。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • テラヘルツ時間領域分光・材料評価
  • 非破壊検査・イメージング
  • バイオ・医療分野の研究
  • セキュリティ分野の研究
  • 工業・農業分野の研究

優位性の主張

会社の主張
会社は遠赤外光・テラヘルツ波計測装置について「世界最高性能」と主張している。公式サイトの表現であり、比較条件や第三者検証は同ページで確認できない。 出典
大学の発表
文部科学省の資料は、福井大学の研究成果として、従来比約20倍の高感度サンプリング素子と、0.05~15 THzの広帯域計測を記載している。性能値は当該資料に記載された研究成果の説明。 出典

製品・サービス

販売中
テラヘルツ時間領域分光装置(THz-TDS)

用途・要望に応じて設計する分光装置。反射、ATR、偏光分析などの構成にも対応。 出典

大学・研究機関、材料・計測分野の研究開発部門
販売中
テラヘルツ波用ワイヤグリッド偏光子

テラヘルツ波の偏光計測に使うフリースタンディング型偏光子。寸法などの特注に対応。 出典

テラヘルツ分光・計測を行う研究機関、企業
販売中
テラヘルツ波発生・検出素子、光学部品

光伝導アンテナ素子、電気光学サンプリング素子など、用途や必要帯域に応じた部品。 出典

テラヘルツ計測装置の研究開発・利用者
販売中
低温成長GaAs(LT-GaAs)基板

光伝導アンテナ素子の作製用基板。キャリア寿命などの特性評価にも対応。 出典

光伝導アンテナやテラヘルツ素子の研究開発者
販売中
テラヘルツ分光計測のカスタム製品・技術相談

THz-TDS関連モジュールや反射・ATR等のアタッチメント、装置設計・計測手法の相談を提供。 出典

テラヘルツ分光・計測を導入する研究機関、企業

これまでの歩み 新しい順

2014-03
顧客
国立研究開発法人物質・材料研究機構:テラヘルツ送受信特性評価装置の契約先として公的財務資料に記載。 出典
2013-04
提携
福井大学:福井大学発ベンチャーとして認定され、大学の研究成果を事業化。 出典

提携先・顧客

顧客
国立研究開発法人物質・材料研究機構 テラヘルツ送受信特性評価装置の契約先として公的財務資料に記載。 出典
提携
福井大学 福井大学発ベンチャーとして認定され、大学の研究成果を事業化。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトaii.a.la9.jp

大学との関係

大学の認定
福井大学 福井大学の公式ページで「福井大学発ベンチャー認定企業」として掲載。会社公式ページは大学の研究成果・特許シーズを活用した製品提供を記載。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:7件
法人番号:2210001015148
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