GaN半導体で、車載の電力変換回路を小型・高効率化

GaNなどの次世代パワー半導体を使い、車載インバータや充電器などの電力変換回路を小型・高効率化する設計・開発技術。

株式会社 Power Design Laboratory 名古屋大学発 / 愛知県 名古屋市千種区 / 2023年設立
研究発の技術 パワーエレクトロニクス 電力変換回路 GaN SiC 車載インバータ 車載充電器
実用化の段階
研究実証販売
会社は電力変換回路の設計・開発サービスを提供するとし、20kWインバータの車両走行試験や車載充電器の開発実績を公開しているが、製品の一般販売や販売実績は確認できない。
4製品
2提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

電力変換時の損失を抑え、車載機器など設置スペースが限られた用途で回路を小型・高効率化すること。GaNの高速動作に伴う誤動作やノイズも課題としている。

どう動くか

パワー半導体を高速でオン・オフし、直流と交流などの電力を変換する。高周波化すると磁気部品やコンデンサを小型化できる一方、GaNの高速性は誤動作やノイズを招きやすい。同社は駆動・実装とノイズ抑制を含めた回路設計でこの課題に対応すると説明している。車載充電器では、同社公表値として出力6.6kW、電力密度2.0kW/L、変換効率96%を示すが、測定条件はページに記載されていない。

できるようになること

同社は、小型で効率のよい電力変換回路が自動車の電動化やカーボンニュートラルに役立つとしている。環境省は、GaNインバーターを搭載した車両の走行成功を公表している。

技術の出自:名古屋大学発ベンチャー。名古屋大学 未来材料・システム研究所のパワーエレクトロニクス関連研究、および同大学未来社会創造機構の先進パワーエレクトロニクス研究部門に関連。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 電気自動車のトラクションインバータ
  • 車載充電器
  • 補機DC/DCコンバータ
  • 急速充電器
  • 産業機器向け電力変換回路
  • 小型・高効率電源回路

優位性の主張

会社の主張
同社は、GaNデバイスの駆動・実装技術とノイズ抑制技術を開発し、次世代デバイスの性能を小型・高効率な電力変換回路に生かしてきたと説明している。 出典
会社の主張
同社公表の6.6kW車載充電器は、650V GaNをAC/DCおよびDC/DC段に採用し、電力密度2.0kW/L、変換効率96%を実現したとしている。測定条件は公開ページに記載されていない。 出典
第三者の評価
環境省は、2019年度までにGaNインバーターの基本設計を終え、搭載車両All GaN Vehicleの走行に成功したと公表している。 出典

製品・サービス

販売中
次世代パワー半導体を用いた電力変換回路の設計・開発サービス

車載向けを中心に、次世代パワー半導体を用いた電力変換回路の設計・開発、製造、コンサルティングを提供。 出典

自動車メーカー、部品メーカー、産業機器メーカー
実証
20kW 三相インバータ

650V・60AのGaNデバイスを多並列化した、車載用途の20kW出力インバータ。車両走行試験を実証。 出典

自動車メーカー、車載部品メーカー
実証
6.6kW 車載充電器

AC/DC・DC/DC段に650V GaNを採用した車載充電器。公表値は電力密度2.0kW/L、変換効率96%。 出典

自動車メーカー、車載部品メーカー
実証
All GaN Vehicle関連回路

GaNデバイスを使ったトラクションインバータ、車載充電器、補機DC/DCコンバータなどの開発実績。 出典

自動車メーカー、部品メーカー

これまでの歩み 新しい順

2025-04
共同開発
名古屋大学:長岡パワーエレクトロニクスとともに、大学内の研究開発部門を共同設立。 出典

提携先・顧客

共同開発
名古屋大学 長岡パワーエレクトロニクスとともに、大学内の研究開発部門を共同設立。 出典
共同開発
長岡パワーエレクトロニクス株式会社 名古屋大学内の先進パワーエレクトロニクス研究部門を共同設立。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金900万円(2024時点) 出典
公式サイトpowerdsgn.com

大学との関係

大学の認定
名古屋大学 名古屋大学発ベンチャーとして同大学の称号授与企業一覧に掲載。
共同研究
名古屋大学 長岡パワーエレクトロニクス株式会社と共同で、名古屋大学未来社会創造機構に先進パワーエレクトロニクス研究部門を設立。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:5件
法人番号:2180001158784
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