紫外線で有機物を二酸化炭素に変え、水の全有機炭素を測る

水・土壌などの化学物質や環境影響を、現場で迅速・低コストに測定・評価する技術と支援サービス。

有限会社環境資源システム総合研究所 横浜国立大学発 / 神奈川県 横浜市青葉区 / 2002年設立
研究発の技術 環境計測 土壌汚染分析 水質分析 全有機炭素(TOC) 紫外線酸化 濁度測定
実用化の段階
研究実証販売
共立理化学研究所との共同開発品TOCアナライザーが製品として紹介され、受賞記録も確認できる。
2製品
3提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

公定法では土壌汚染の試料採取から判定まで1週間以上かかる場合があり、現場での迅速な把握や、排水などの環境測定の負担が課題とされています。

どう動くか

土壌中の無機汚染物質について、迅速な水溶出・酸抽出と簡易前処理、検量線を組み込んだ分光光度計を組み合わせて分析する研究開発が公的資料に記載されています。また、共立理化学研究所との共同開発によるTOC計では、試料中の有機物を紫外線で酸化して二酸化炭素にし、吸収液中にできる微粒子の濁度から全有機炭素量を測ります。高価な赤外線検出器などを使わず、小型・低コスト化を図る方式です。

できるようになること

公的研究の目的は、汚染調査や対策を促進する迅速・低コストな分析システムの開発です。製品化されたTOC計は、工場排水や処理水、工程液などの監視・管理や環境モニタリングに使えると紹介されています。

技術の出自:横浜国立大学発ベンチャー。大学院環境情報研究院の環境・資源利用評価分野との関連が確認できる。関連研究プロジェクト「土壌無機汚染物質の迅速・低コスト分析システムの開発」。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • 水質・排水の全有機炭素測定
  • 土壌中の無機汚染物質の迅速分析
  • 工場排水・処理水・工程液の監視と品質管理
  • 化学物質の安全性・環境影響評価
  • 臭気や環境状態の調査・改善支援

優位性の主張

会社の主張
TOC計は、紫外線酸化と濁度測定を組み合わせ、高価な検出器を用いずに小型・低コストで現場測定できると特許および製品紹介で説明されている。 出典
第三者の評価
大田区産業振興協会は、TOCアナライザーについて、1検体あたり準備を含め30分以内で測定できると紹介している。 出典

製品・サービス

販売中
TOCアナライザー(TOC-UVA)

紫外線で水中有機物を酸化し、生成した二酸化炭素を濁度で測る現場対応型の全有機炭素計。 出典

工場・事業所、下水処理関係者、大学・試験研究機関
販売中
環境安全・資源利用の評価、測定・開発支援

環境測定技術を使った評価、調査、改善提案や、製品・材料の開発研究を支援するサービス。 出典

環境測定や製品・材料の開発、品質管理を行う企業・団体

これまでの歩み 新しい順

2012-05
共同開発
株式会社共立理化学研究所:TOCアナライザーを共同研究・開発し、共同で特許を出願。 出典

提携先・顧客

共同開発
株式会社共立理化学研究所 TOCアナライザーを共同研究・開発し、共同で特許を出願。 出典
共同開発
横浜国立大学 大学発ベンチャーとして連携し、環境測定・土壌汚染分析の研究開発を実施。 出典
共同開発
株式会社オオスミ 受託試験・研究サービス「こらぼ」で連携し、顧客の開発・評価を支援。 出典

特許

1 件 出典
Google Patentsで社名を含む特許を確認した範囲で1件。Gビズインフォでは特許0件と表示され、収録状況に差がある。
主な分野全有機炭素(TOC)の測定装置・測定方法、紫外線酸化、二酸化炭素吸収液の濁度測定
共同出願人有限会社環境資源システム総合研究所、株式会社共立理化学研究所
JP5284515B1「全有機炭素濃度の測定装置及び測定方法」 株式会社共立理化学研究所 / 登録後、Google Patents上では年金不納による権利失効と表示 出典

会社の規模

大学との関係教職員等ベンチャー

大学との関係

大学との関係
横浜国立大学 横浜国立大学発ベンチャーとして紹介されている。認定称号、施設入居、ライセンス、共同研究、大学側の出資は確認できなかった。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:2020002065590
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