実世界で学ぶ四足ロボットが、不整地の歩行や作業を目指す

四足歩行・ヒューマノイドロボットと、実世界データで学習するフィジカルAIの開発。自社機体をデータ収集にも使い、ロボットとAIを一体で開発する。

株式会社Highlanders 九州工業大学発 / 東京都 豊島区 / 2023年設立
技術を使った製品・サービス ロボティクス 四足歩行ロボット ヒューマノイド フィジカルAI 強化学習 ロボット基盤モデル
実用化の段階
研究実証販売
四足歩行ロボットのベータ提供とヒューマノイドのプロトタイプ公開があり、三菱自動車との工場活用・量産化は協議段階と公表されている。
6製品
2提携・顧客
0特許
3出資者

しくみ

解こうとしている課題

不整地や危険区域での運搬・点検、製造現場の作業など、人手不足や危険を伴う業務をロボットで支援・自動化することを目指す。

どう動くか

四足歩行機では、センサー情報と機械学習・強化学習を使って関節のトルクや位置を調整し、路面の変化や外力に応じて歩行を補正する。ヒューマノイド向けには、視覚・言語・行動を統合するVLAモデルと、物理状態を予測する世界モデルを研究中。機体のセンサー情報を集め、AIの訓練に利用する構想も掲げている。これらは会社発表に基づく説明で、独立した性能評価は確認できていない。

できるようになること

会社は、危険・重作業・反復作業の省力化や無人化を目標としている。三菱自動車との協業では、工場での活用と量産化を協議中。普及すれば製造現場などで人とロボットが協働する機会が広がるとしている。

技術の出自:同社発表は東京大学発ベンチャーと説明。九州工業大学の学生ベンチャーとの関連は、今回確認した公開情報では裏付けられなかった。 出典1 出典2 出典3 出典4(Gビズインフォ)

使われる場面

  • 製造・組立作業
  • 物流・重量物運搬
  • インフラ点検
  • 防衛・危険区域での作業
  • 消防・災害対応
  • 研究・ロボット開発

優位性の主張

会社の主張
機構、電子回路、組み込みソフトウェア、AIを垂直統合して開発し、訓練データの収集に適したヒューマノイド機体を設計すると説明。 出典
会社の主張
HLQ Airは機械学習・強化学習を使った歩行制御で、路面変化や外力に応じて姿勢を補正すると説明。芝生や傾斜路での動作も会社発表の主張。 出典
会社の主張
公式サイトは、実機、操作者とのやりとり、現場稼働からのデータを基盤モデルKeplerの改善につなげる構想を掲げる。 出典

製品・サービス

試験導入
HLQ Air

小型・軽量の四足歩行ロボット。AI歩行制御を備え、狭い場所や不整地での移動を想定する。 出典

自治体、研究機関、インフラ企業など
試験導入
HLQ Pro

不整地や危険環境での重量物運搬を想定したAI搭載四足歩行ロボット。ベータ提供を発表。 出典

危険環境での運搬を行う法人・機関。個別顧客名は公開情報で未確認
実証
HL Human

製造・物流・点検などの作業を目指すヒューマノイド。2025年にプロトタイプを公開。 出典

製造、物流、インフラ、消防・災害対応などの法人・機関
実証
国産ヒューマノイド「N」

ロボット基盤モデルのデータ収集と、自動車製造工程への適用を目指すヒューマノイド。 出典

製造業、とくに自動車製造現場を想定
研究段階
Kepler

現場で稼働するロボットや操作者とのやりとりからのデータ活用を掲げるフィジカルAI基盤モデル。 出典

ロボットの導入・運用を行う産業分野を想定
段階不明
ロボット用シミュレータ

ロボットの開発・学習・検証に用いるシミュレータ。詳細仕様や製品名は未確認。 出典

ロボット開発者・導入企業を想定

これまでの歩み 新しい順

2026-09
海外提携
加賀電子の出資発表で、同社グループの国内外販売ネットワークを活用し、今後量産するロボット製品の販売に参画する方針を説明。海外展開の具体的な国・顧客は未確認。 出典
2026-09
資金調達
金額は非公表。加賀電子株式会社 出典
2026-09
助成
GENIAC ロボット基盤モデル研究開発事業 出典
2026-07
共同開発
三菱自動車工業株式会社:工場で活用するヒューマノイドの共同開発と、京都工場での量産化を協議するMOUを締結。 出典
2026-07
資本提携
三菱自動車工業株式会社:三菱自動車は既に出資し、追加出資を予定すると発表。 出典
2026-05
資金調達
金額は非公表。三菱自動車工業株式会社 出典

提携先・顧客

共同開発
三菱自動車工業株式会社 工場で活用するヒューマノイドの共同開発と、京都工場での量産化を協議するMOUを締結。 出典
資本提携
三菱自動車工業株式会社 三菱自動車は既に出資し、追加出資を予定すると発表。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

従業員5名(2026-10-04時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金100万円(2026-02時点) 出典
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトhighlanders.ai

大学との関係

大学との関係
東京大学 会社発表および出資元の発表で東京大学発スタートアップと説明。大学認定、施設入居、ライセンス、共同研究、大学・系列機関の出資は確認できず。 出典

出資者(公開情報で確認できた3社)

三菱自動車工業株式会社*加賀電子株式会社ON&BOARD株式会社
事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:10件
法人番号:2013301050768
内容の誤りを知らせる