AIで抗体やペプチドの配列を設計し、実験を重ねて候補を磨く
抗体・ペプチドなどの配列をAIで設計・最適化し、進化分子工学、次世代シーケンサー、実験自動化で検証する創薬技術。
研究発の技術 AI創薬 抗体設計 ペプチド設計 大規模言語モデル 進化分子工学 次世代シーケンサー
実用化の段階
研究実証販売
小野薬品などとの創薬契約で研究費やマイルストーンを受け取る事業モデルが公表され、AI分子設計サービスを複数の企業向けに提供している。
3製品
8提携・顧客
11特許
8出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の実験中心の探索では見つけにくい標的に対する抗体・ペプチド候補の発見や、候補分子の探索・最適化に時間と実験資源がかかる課題を解く。
どう動くか
抗体・ペプチドの配列データと自社ラボの実験結果を学習したAIが、候補分子の新規設計や既存候補の最適化を行う。候補を実験で評価し、その結果をAIに戻す反復学習により設計を更新する。会社は抗体特化型の大規模言語モデル、物理シミュレーション、10億件超の独自データを組み合わせると説明している。
できるようになること
会社は、候補分子の探索と最適化を速め、従来手法では探索が難しい標的への創薬を可能にすることを目指している。これにより、製薬企業などの研究開発を支援し、新たなバイオ医薬品候補の創出につなげるとしている。
技術の出自:慶應義塾大学先端生命科学研究所の生命情報・エピジェネティクス分野との関連が公表されている。NEDO委託「人工知能と実験自動化ロボットを統合した次世代創薬プラットフォームの開発」では、東京工業大学、東京大学、慶應義塾大学、医薬基盤・健康・栄養研究所が再委託先として記載されている。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 抗体医薬品の新規候補探索・最適化
- ペプチド医薬品の候補設計
- アプタマー、CAR-T、二重特異性抗体などの分子設計へのAI適用
- 神経系疾患、がん、血液領域などの創薬研究
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
残りの9件を表示
2021-08
資金調達
Series C。8億円。ジャフコ グループ株式会社、STRIVE株式会社、SBIインベストメント株式会社、日本郵政キャピタル株式会社、GMO VenturePartners株式会社、日本ケミファ株式会社 出典
提携先・顧客
共同開発
小野薬品工業株式会社 複数標的に対する抗体医薬候補の創製。研究費・マイルストーン等を含む契約。 出典
共同開発
帝人ファーマ株式会社 中枢神経疾患向け抗体医薬の共同研究。研究資金と進捗連動のマイルストーンを含む。 出典
共同開発
Twist Bioscience Corporation 抗体探索・最適化とMOLCUREのAIを組み合わせ、非公表のがん標的向け抗体を作製。 出典
共同開発
YUMAB GmbH 薬剤化が難しい標的向けのAI抗体設計と実験検証を共同で推進。 出典
共同開発
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 AI設計したペプチド候補を同社が合成・評価し、結果を次の設計に反映。 出典
共同開発
株式会社ファーマフーズ 抗体医薬品創製の共同研究で最初のマイルストーンを達成。 出典
共同開発
株式会社FRONTEO 両社のAIを組み合わせた創薬DXモデルの構築に向け業務提携。 出典
特許
11 件 出典(Gビズインフォ)
Gビズインフォで法人番号一致の特許情報11件を確認。収録対象は特許出願日2013~2022年。Google Patentsも検索し、下記は関連性を確認できた代表例・ファミリーであり、同一発明の各国公報は重複計上していない。
主な分野抗体・ペプチド等ポリペプチドのスクリーニングと結合配列決定、ディスプレイライブラリと次世代シーケンサーによる候補選択、低分子化抗体のスクリーニング
海外出願True
標的分子に結合するポリペプチドの決定方法及び決定システム(JP6665274B2/JP2019068837A) 株式会社MOLCURE / 登録(JP6665274B2)。対応する米国特許US10962548B2および欧州特許EP3072976B1も確認。 出典
Method for determining and system for determining polypeptide bonding to target molecule(US10962548B2) MOLCURE Inc / 登録・有効とGoogle Patentsに表示。 出典
Method for determining and system for determining polypeptide bonding to target molecule(EP3072976B1) MOLCURE Inc / 登録。 出典
低分子化抗体のスクリーニング方法及び製造方法(特開2015-119637) 株式会社MOLCURE / 公開公報。登録状況は今回確認できず。 出典
大学との関係
大学の認定
慶應義塾大学 経済産業省の大学発ベンチャー事例で慶應義塾大学発の企業として掲載。慶應義塾大学先端生命科学研究所関連スタートアップ一覧にも掲載されている。 出典
出資者(公開情報で確認できた8社)
事業会社(CVCを含む) 5独立系VC 2大学系(大学VC・大学) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。