画像と3D解析で作物の育ちを測り、栽培判断を支える

画像認識・3D解析と生成AIを使い、作物の状態や営農記録をデータ化して、施設園芸の診断・記録・栽培判断を支援する農業AI技術。

株式会社きゅうりトマトなすび 東京大学発 / 東京都 文京区 / 2023年設立
技術を使った製品・サービス 農業AI 生成AI 大規模言語モデル コンピュータビジョン 画像認識 3D点群解析
実用化の段階
研究実証販売
ノウノウシリーズは2026年1月に提供開始と公表され、JA全農は2026年9月にノウノウビジョンを有償導入して本格運用を開始しています。
6製品
7提携・顧客
1特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

施設園芸では温湿度などの環境データに比べ、作物体の生育状態は目視や人手の調査に依存し、調査範囲・頻度や個体差の把握に限界がある。営農記録や熟練者の知見も分散・属人化している。

どう動くか

カメラで撮影した圃場画像や3DデータからAIが茎葉・花・果実などを認識し、作物を三次元データとして再構成します。茎径や伸長量、葉面積などを定量化し、時系列で比較して生育診断や作業判断に使います。別のAIエージェントは、会話から営農記録を作成したり、登録された栽培資料を参照して相談に答えたりします。会社は、個体から圃場全体まで継続観測し、作物体データを記録や栽培判断につなぐ構成を特徴として説明しています。

できるようになること

会社は、生育調査の省力化、圃場全体や個体差の可視化、異常の早期把握、収量予測や栽培管理の高度化を目指すと説明しています。記録・作物状態・栽培知識を結び付け、JAや生産者の営農指導や現場判断に活用する構想です。

技術の出自:東京大学大学院を背景とする研究開発。施設園芸の点群解析を用いた生育診断、環境条件にロバストな機械学習、画像解析・三次元再構成に関する研究。公開資料では具体的な学部・研究室・研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 施設園芸の生育診断・栽培管理
  • 作物体データの取得と収量予測
  • 営農記録の作成・共有
  • JAの営農指導・栽培相談
  • 栽培資料・産地ナレッジの検索と活用
  • 農業計画・作業タスク支援
  • シイタケほ場の生育診断・収穫時期判断
  • 茶の摘採適期判定の研究開発

優位性の主張

会社の主張
会社は、一部株の抜き取り調査ではなく、施設全体の作物状態を継続的・定量的に捉え、栽培判断に使えるデータへ変換すると説明している。性能の独立評価値は確認できず。 出典
会社の主張
全農との共同開発では、独自AIによる茎葉・花・果実の認識と三次元再構成を組み合わせ、長さ・太さ、花・果実数、葉面積などをWeb画面で定量的に取得すると説明している。 出典
第三者の評価
ICTスタートアップリーグの紹介では、シイタケほ場をSLAM自律走行ロボットで撮影し、3D解析で芽の体積や傘・軸比を数値化する取組が紹介され、独自3D解析パイプラインは特許出願中と記載されている。これは第三者媒体による採択事業の紹介。 出典

製品・サービス

販売中
ノウノウシリーズ

農業向けAIエージェント群。相談、営農記録、作物の生育診断、営農計画支援を提供する。 出典

生産者、農業法人、JA・産地組織、自治体、研究機関
販売中
ノウレコ

LINEなどの会話、音声、画像から作業・生育・病害虫などの営農記録を作成・整理するAI。 出典

生産者、農業法人、JA・産地組織
販売中
ノウノウハブ

営農記録、地図、ファイル、栽培資料を一元管理し、蓄積情報をもとにAI相談やナレッジ整理を行う。 出典

JA・産地組織、農業法人、自治体、公的機関、アグリテック事業者
販売中
ノウノウビジョン

画像・3D解析で作物体をデジタル化し、生育状態や作業判断に使えるデータを取得するサービス。 出典

大規模施設園芸法人、JA・産地組織、施設園芸企業、自治体、研究機関
試験導入
ノウプラ

栽培・作業計画の作成や更新を支援し、実行タスクへの整理を目指すAIエージェント。 出典

農業事業者
試験導入
栽培アシストAI

ノウノウの農業特化型生成AIをAgriweB上で提供する、営農相談・指導支援サービス。 出典

JA営農指導員、農業者

これまでの歩み 新しい順

2026-09
共同開発
全国農業協同組合連合会:施設園芸向け生育データ取得技術を共同開発。 出典
2026-09
顧客
全国農業協同組合連合会:試験圃場にノウノウビジョンを有償導入し、本格運用を開始。 出典
2026-08
実証
SAC磐田:いわスタ伴走支援プログラムでパプリカ選果AIの実証を開始。 出典
2026-07
顧客
JA全農いしかわ:ノウレコの利用事例を公表し、営農記録の共有と栽培判断への活用を紹介。 出典
2025-12
助成
ICTスタートアップリーグ「ICTスタートアップリーグ 2025年度採択「シイタケほ場のデジタルツインに基づいた栽培管理支援システム」」 出典
2025-10
助成
愛知県「あいち農業イノベーションプロジェクト採択「お茶のベストな摘みどきをAIで自動判定する技術の開発」」 出典
2025-10
共同開発
愛知県農業総合試験場:茶の摘採適期をAIで判定する技術の共同研究に取り組む。 出典
2025-07
実証
レーク滋賀農業協同組合:AgriweBの栽培アシストAIを営農指導で試験導入。 出典
2025-07
販売提携
株式会社AgriweB:栽培アシストAIをAgriweBの農業経営情報プラットフォームで提供。 出典
2024-12
受賞
特定非営利活動法人 日本MITベンチャーフォーラム「日本MITベンチャーフォーラム 第24回ベンチャーメンタリングプログラム各賞(正会員特別賞、未来のフツウをツクルで賞、TONOSU賞など)」 出典

提携先・顧客

共同開発
全国農業協同組合連合会 施設園芸向け生育データ取得技術を共同開発。 出典
顧客
全国農業協同組合連合会 試験圃場にノウノウビジョンを有償導入し、本格運用を開始。 出典
実証
レーク滋賀農業協同組合 AgriweBの栽培アシストAIを営農指導で試験導入。 出典
販売提携
株式会社AgriweB 栽培アシストAIをAgriweBの農業経営情報プラットフォームで提供。 出典
顧客
JA全農いしかわ ノウレコの利用事例を公表し、営農記録の共有と栽培判断への活用を紹介。 出典
共同開発
愛知県農業総合試験場 茶の摘採適期をAIで判定する技術の共同研究に取り組む。 出典
実証
SAC磐田 いわスタ伴走支援プログラムでパプリカ選果AIの実証を開始。 出典

特許

1 件 出典
2026-10-04時点。IP Forceの出願人別・公開公報一覧を確認し、筆頭出願人として掲載された公開特許出願1件を計上。2026年の特許取得件数は同一覧で0件。Google Patentsでも社名・英語名を検索したが追加公報は確認できず。
主な分野情報処理システム(公報名称のみからは具体的な技術分野を特定できず)、農業画像解析・3D解析・作物体デジタルツイン(特許出願中と紹介される技術領域)
特開2026-93547「情報処理システム」 株式会社きゅうりトマトなすび / 出願公開。特許取得は確認できず。 出典

会社の規模

大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトcte-agri.com

大学との関係

大学との関係
東京大学 公式サイトは東京大学発スタートアップと説明している。共同研究、大学認定、施設入居、ライセンス、大学出資の公開情報は確認できなかった。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:15件
法人番号:2010001237191
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