胎児心拍と子宮収縮を測り、データを遠隔の医療者と共有する

モバイル胎児モニターiCTGとクラウド型プラットフォームMelody iを連携し、胎児心拍数や子宮収縮のデータを医療従事者へ遠隔共有する周産期医療技術。

メロディ・インターナショナル株式会社 香川大学発 / 香川県 高松市 / 2015年設立
研究発の技術 周産期医療 遠隔医療 胎児モニタリング 超音波ドプラ法 医療IoT クラウド
買収・子会社化 アトムメディカルは2025年10月15日付で同社の全株式を取得したと発表し、同社は引き続き事業活動を公表しています。
実用化の段階
研究実証販売
iCTGは国内外の医療機関への導入が公表され、公式導入事例があり、2020年の公式資料でレンタル提供と月額料金が示されている。
3製品
7提携・顧客
5特許
10出資者

しくみ

解こうとしている課題

産科医や医療施設の地域偏在、妊婦の通院負担、ハイリスク妊娠への対応など、周産期医療へのアクセス格差を解消する。

どう動くか

妊婦のお腹に2つのセンサーを装着し、超音波ドプラ法で胎児心拍を、陣痛センサーで子宮収縮を測定する。データはBluetoothでタブレット等に送られ、インターネット経由でクラウドに保存・共有されるため、医師は離れた場所から確認や診断に利用できる。小型・無線・充電式の構成により、医療施設外での計測にも対応する。

できるようになること

遠隔地や産科医のいない施設、自宅でも計測データを医療者と共有でき、地域間の周産期医療格差の縮小や適切な搬送支援につながることを目指す。救急搬送・災害時の利用も期待されている。

技術の出自:香川大学医学部附属病院、医療情報部、瀬戸内圏研究センター等との産学協同開発。周産期遠隔医療・母子保健分野。 出典1 出典2 出典3

使われる場面

  • 産婦人科での胎児心拍・子宮収縮モニタリング
  • 妊婦の在宅・遠隔健診
  • 産科医の少ない地域や離島での周産期医療連携
  • 救急搬送時・災害時の遠隔モニタリング
  • 途上国・低資源地域の母子保健

優位性の主張

会社の主張
会社は、iCTGを小型・軽量・無線化したIoT型胎児モニターと説明し、妊婦自身が装着して計測したデータを遠隔地の医師が確認できる点を特徴としている。 出典
大学の発表
香川大学は、iCTGがWHOの低資源環境向け医療技術要覧で流通済み製品7点の一つに選ばれ、2022年版に掲載されたと報告している。 出典
第三者の評価
JSTの受賞紹介では、iCTGを小型・軽量・無線化し、充電式バッテリーで動作、インターネット経由で測定データを送信できる機器と説明している。 出典

製品・サービス

販売中
分娩監視装置 iCTG

胎児心拍と子宮収縮を測る医療機器。測定結果をタブレット等へ送り、遠隔確認に対応する。 出典

産婦人科、病院、助産院、自治体等の医療・母子保健関係者
販売中
Melody i

iCTG等の測定データをクラウドで共有し、医療従事者が遠隔で妊婦・胎児の状態を管理するプラットフォーム。 出典

医療機関、自治体等。妊婦の在宅・遠隔モニタリングに利用。
販売中
i Viewer M

複数施設・患者の分娩監視データを集中的に確認する監視システム。 出典

病院、周産期医療連携に参加する医療機関

これまでの歩み 新しい順

2026-02
受賞
国際協力機構(JICA)「JICA国際協力賞」 出典
2025-11
顧客
神石のたまご産婦人科/神石のたまご助産院:開院に伴い分娩監視装置iCTGを導入。 出典
2025-11
提携
アトムメディカル株式会社:2025年11月にアトムメディカルグループの一員となった。 出典
2025-08
海外
ブータン:ブータン王国で遠隔胎児モニターのAI自動診断事業が経済産業省補助事業に採択された。 出典
2025-08
助成
2025-08
助成
経済産業省「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(ブータン遠隔胎児モニターAI自動診断調査事業)」 出典
2025-07
顧客
笠岡市民病院:iCTGを用いた県境を越える周産期医療連携の導入事例として公表。
2023-11
資金調達
1.1億円。京都大学イノベーションキャピタル株式会社、東海東京インベストメント株式会社、いよぎんキャピタル株式会社、株式会社QRインベストメント 出典
残りの8件を表示
2021-12
海外
タイ:チェンマイ大学内にオフィスを開設したと公式沿革に記載。タイで遠隔妊婦健診のプロジェクトを実施。 出典
2021-04
資金調達
1.5億円。京都大学イノベーションキャピタル株式会社 出典
2021-02
資金調達
シリーズD。1.64億円。株式会社Monozukuri Ventures、SGインキュベート株式会社、株式会社ケイエスピー、栖峰投資ワークス株式会社 出典
2020-11
受賞
科学技術振興機構(JST)「STI for SDGsアワード 科学技術振興機構理事長賞」 出典
2020-01
受賞
経済産業省「第8回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞(製品・技術開発部門)」 出典
2019-12
融資
株式会社商工組合中央金庫 出典
2019-06
資金調達
8,000万円。HAホールディングス株式会社、栖峰投資ワークス株式会社 出典
2018-05
規制・認証
分娩監視装置iCTG(クラスII医療機器、認証番号230AFBZX00024000)(日本で医療機器認証取得済み。香川大学の公表によれば2018年5月取得。) 出典

提携先・顧客

顧客
神石のたまご産婦人科/神石のたまご助産院 開院に伴い分娩監視装置iCTGを導入。 出典
顧客
笠岡市民病院 iCTGを用いた県境を越える周産期医療連携の導入事例として公表。
実証
北海道社会事業協会 小樽病院 余市町等と出張・在宅妊婦健診の遠隔胎児モニタリング実証に参加。 出典
実証
北海道余市町 小樽病院等と妊婦健診・在宅モニタリング実証を実施。 出典
共同開発
香川大学 医学部附属病院や瀬戸内圏研究センター等と産学協同で開発・実証。 出典
実証
チェンマイ大学 JICA等の事業でiCTGを使った遠隔妊婦健診の実証・地域展開に協力。 出典
提携
アトムメディカル株式会社 2025年11月にアトムメディカルグループの一員となった。 出典

特許

5 件 出典
Google Patentsで出願人名 Melody International Ltd と会社公表の特許番号を照合し、検索範囲で確認した日本の特許ファミリー数。米国・WOの対応公報は別ファミリーとして重複計上していない。
主な分野胎児監視装置、超音波検査装置、超音波ドプラ信号採取・自動追尾、生体信号データ処理
海外出願True
特許第6545610号「受信レトロディレクティブ処理を用いた監視装置、胎児監視装置、及び監視方法、胎児監視方法、及びプログラム」 メロディ・インターナショナル株式会社 / 登録 出典
特許第6483911号「超音波検査装置」 メロディ・インターナショナル株式会社 / 登録。関連する国際出願WO2020110429A1を確認。 出典
特許第6715397号「データ処理装置、データ処理方法及びプログラム」 メロディ・インターナショナル株式会社 / 登録。関連するWO出願および米国特許を確認。 出典
特許第7188755号「信号源を自動追尾するドプラ信号採取装置、ドプラ信号採取方法、およびプログラム」 Melody International Ltd / 登録・有効とGoogle Patentsに表示。 出典
JP2020081833A「超音波検査装置」 Melody International Ltd / 出願中とGoogle Patentsに表示。 出典
US12232880B2「Data processing apparatus, data processing method, and storage medium storing program」 Melody International Ltd / 米国特許登録。対応するWO2021215169A1はGoogle Patents上でCeased表示。 出典

会社の規模

資本金2.64億円(2022時点) 出典
大学との関係研究成果ベンチャー
公式サイトmelody.international
決算期売上高純利益純資産総資産
2025-06-30—-5,592万円—1.39億円 出典

決算公告など、公表された数字だけ。

大学との関係

大学の認定
香川大学 香川大学発ベンチャーとして認定。大学の公開一覧にも掲載。 出典
共同研究
香川大学 大学などとの産学官連携プロジェクトでモバイル胎児モニターを活用し、周産期遠隔医療の普及に取り組む。公式記事に共同プロジェクトの記載あり。 出典

出資者(公開情報で確認できた10社)

事業会社(CVCを含む) 2独立系VC 4銀行・金融機関系 3大学系(大学VC・大学) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:26件
法人番号:1470001015222
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