形状記憶合金で医療チューブの先端を曲げ、進む向きを調整する

MEMS微細加工と形状記憶合金アクチュエータを使い、医療用チューブや小型センサを開発する技術。

メムザス株式会社 宮城県 仙台市青葉区
研究発の技術 MEMS 微細加工 マイクロアクチュエータ 形状記憶合金 医療機器 マイクロセンサ
実用化の段階
研究実証販売
JSTは能動アクチュエータと触覚ディスプレイを製品化したと発表し、東北大学は2008年に電子内視鏡の試作品を公表していますが、現在の継続販売や医療機器認可は確認できません。
5製品
3提携・顧客
0特許
0出資者

しくみ

解こうとしている課題

細い医療用チューブを体内へ挿入するときの先端方向の調整や、皮下の生体成分を計測する小型機器の実現を目指す。

どう動くか

微細加工で作った小型センサや駆動部を、カテーテルなどの先端に組み込みます。JSTの説明では、形状記憶合金製の小型アクチュエータに通電すると形状が変化し、チューブ先端を曲げて進行方向を調整します。東北大学との試作品では、形状記憶合金のマイクロコイルへの通電で内視鏡先端を屈曲させました。

できるようになること

JSTは、能動チューブが挿入時の方向決めを容易にし、医療・福祉・工業分野への応用が期待されると説明しています。皮下センサ課題では、生体成分の連続計測を目標に研究開発が行われました。

技術の出自:東北大学の能動チューブマイクロシステム研究開発プロジェクト。東北大学大学院医工学研究科との共同研究。後年の皮下生体成分センサ課題も東北大学との共同。 出典1 出典2 出典3 出典4

使われる場面

  • カテーテル・ガイドワイヤーの先端操向
  • 低侵襲医療ツール・電子内視鏡
  • 皮下生体成分の計測・ヘルスケア
  • 視覚障害者向け触覚情報提示
  • 小型センサ・アクチュエータを用いる福祉・工業機器

優位性の主張

第三者の評価
形状記憶合金を使った小型アクチュエータをチューブ先端に搭載し、挿入時に先端の向きを調整する方式を開発・製品化したとJSTが発表。 出典
大学の発表
東北大学との試作内視鏡は、形状記憶合金マイクロコイルへの通電で先端が屈曲し、自在に操作できると大学が説明。試作品は外径9mm、全長約3m。 出典

製品・サービス

販売中
能動チューブ用小型アクチュエータ

形状記憶合金を使い、カテーテルやガイドワイヤーなどの先端を曲げて方向調整する小型駆動素子。 出典

医療機器・福祉機器・工業機器の開発事業者
販売中
2次元触覚ディスプレイ

平面上に並べた触知ピンを上下させ、文字や図形を触覚で伝える装置。 出典

視覚障害者向け機器の開発・提供事業者
実証
能動屈曲電子内視鏡

形状記憶合金マイクロコイルで先端を曲げて操作する大腸用内視鏡の試作品。 出典

医療機関・内視鏡機器事業者
研究段階
皮下生体成分計測用の皮膚貼り付け型ヘルスケアデバイス

皮下の生体成分計測を目的としたデバイス。JST採択課題として開発・評価された。 出典

ヘルスケア機器・医療機器の開発事業者
研究段階
小型集積化超音波部品および製造装置

小型集積化した超音波部品とその製造装置の開発計画。 出典

これまでの歩み 新しい順

2011-06
認定
東北経済産業局「特定研究開発等計画認定「小型集積化超音波部品および製造装置の開発」」 出典
2008-06
共同開発
東北大学:能動屈曲電子内視鏡の試作品を共同開発。 出典
2004-09
助成
科学技術振興機構(JST)「プレベンチャー事業「能動チューブマイクロシステム」」 出典
2004-09
提携
科学技術振興機構(JST):能動チューブマイクロシステムの研究開発と大学発ベンチャー創出を支援。 出典

提携先・顧客

共同開発
東北大学 医工学研究科と医療ツール、センサ、アクチュエータの共同研究開発。 出典
共同開発
東北大学 能動屈曲電子内視鏡の試作品を共同開発。 出典
提携
科学技術振興機構(JST) 能動チューブマイクロシステムの研究開発と大学発ベンチャー創出を支援。 出典

特許

公開情報では確認できていない。

会社の規模

資本金1,370万円(2004-10時点) 出典

大学との関係

共同研究
東北大学 東北大学の研究拠点が連携企業として掲載し、医工学研究科の研究室と医療ツール等の開発を進める旨を記載。 出典
大学との関係
東北大学 JSTの発表は、プレベンチャー事業の成果を引き継ぐ共同出資の大学発ベンチャーとして設立されたと説明。 出典
調査日:2026-10-03
このページの出典:6件
法人番号:1370001013376
内容の誤りを知らせる