水流で振り子を揺らして発電し、水位や流量を測る
水流で振り子を揺らし、発電と水位・流量の計測に利用する流水発電技術。
株式会社ハイドロヴィーナス 岡山大学発 / 岡山県 岡山市北区
研究発の技術 水力発電 流水発電 潮流発電 流体励起振動 ギャロッピング 河川センシング
実用化の段階
研究実証販売
香川用水で水位・流量計測と水門ナビゲーションの検証が行われ、公的な発電機調達実績もある一方、NEDOは10〜100W級システムを2025〜2026年度の研究開発対象としている。
2製品
8提携・顧客
10特許
5出資者
しくみ
解こうとしている課題
水位・流量を測る既存機器は電源や設置費用のため置ける場所が限られ、プロペラ式発電機は漂流物の絡まりや保守が課題とされています。
どう動くか
水中の半円柱型の振り子の両側で渦が交互に生じ、振り子が流体励起振動で揺れます。その運動を発電機で電力に変換します。プロペラを使わず、流れの落差が小さい場所でも発電できる設計です。発電した電力をセンサーや通信に使う構想もあり、係留型装置にセンサーと通信機能を組み込んだ特許があります。
できるようになること
外部電源の確保が難しい河川や水路でも計測・通信ができれば、水路の流量把握や水門操作の支援、治水・インフラ管理に使える可能性があります。発電量の拡大は分散電源や潮流発電への展開を目指しています。
技術の出自:岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域(工学系)/土木工学、耐風工学、流体励起振動/Hydro-VENUS研究シーズ 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 農業用水路・河川の水位、流量、流速計測
- 水門操作支援・水路管理
- 治水、防災、氾濫予測
- 電源・通信環境が限られる場所のIoT電源
- 潮流・海流発電
- 農業・漁業DX、遠隔監視
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
残りの11件を表示
提携先・顧客
共同開発
国立大学法人岡山大学 センシングモジュールと水門管理システムの開発・実証を共同実施。 出典
実証
独立行政法人水資源機構(香川用水) 香川用水で河川計測とAI予測による水門ナビゲーションを検証。 出典
提携
株式会社クボタケミックス 香川用水実証でセンシング装置の筐体作成に協力。 出典
顧客
国立研究開発法人水産研究・教育機構 波浪・潮流発電機1式を公募随意契約で調達。 出典
資本提携
冬木工業株式会社 水流発電システムの社会実装に向けて出資。 出典
提携
公益財団法人PwC財団 河川センシング・水害リスク予測に関する助成を実施。 出典
特許
10 件 出典(Gビズインフォ)
Gビズインフォの特許掲載件数(2025-12-05取得情報)。Google Patents等でHydro-VENUSに関連する主要公報3件と国際ファミリーを照合したが、10件を発明ファミリー単位に再集計した数ではない。
主な分野流体励起振動を用いた振り子式発電、係留式水力発電機、発電機を利用した水位・流量計測、センシング
海外出願True
特許第7483188号「係留式水力発電機およびそれを用いた計測機」 株式会社ハイドロヴィーナス / 登録(特許公報) 出典
特許第6961865号「運動体、運動体複合体、及び、エネルギー変換装置」 株式会社ハイドロヴィーナス / 登録 出典
特許第5303686号「発電機」/国際公開 WO2013014854 三井造船株式会社、国立大学法人岡山大学、三井造船株式会社(現・三井E&S系の記載を含む) / 日本特許は年金不納による消滅。関連外国特許ファミリーあり。Google Patents上では豪州特許に2024年のハイドロヴィーナスへの譲渡記録。 出典
AU2012288359B2「Dynamo」 Hydro Venus Co Ltd(譲渡履歴に基づく現在権利者表示) / 登録・有効とのGoogle Patents表示。豪州特許に2024年譲渡記録。 出典
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた5社)
事業会社(CVCを含む) 5
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。