原子や分子の動きを計算し、材料や潤滑面の性質を調べる
分子動力学や量子化学などを使い、原子・分子から材料や潤滑界面の挙動を計算・解析するマルチスケールシミュレーション技術。
株式会社計算科学研究所 兵庫県立大学発 / 兵庫県 神戸市中央区 / 2022年設立
研究発の技術 分子シミュレーション 分子動力学 量子化学計算 マルチスケールシミュレーション トライボロジー SPH
実用化の段階
研究実証販売
受託計算サービスを提供しており、産業技術総合研究所が2024年11月に同社へ分子動力学解析を発注した記録がある。一方、風力発電向けシステムは市販化に向けた開発段階。
2製品
3提携・顧客
0特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
実験だけでは捉えにくい原子・分子の挙動や材料性能を調べること。風力発電機では、主軸受・増速機の潤滑状態を予測し、洋上風力の停止時間を抑えることを目指す。
どう動くか
分子動力学で原子・分子の静的・動的な挙動を計算し、量子化学計算や複合解析と組み合わせて材料や界面の性質を調べる。風力発電機向けには、分子レベルから粗視化粒子レベルまでを扱うシミュレータ、メソスケールのSPHシミュレータ、破壊予兆を予測するAIモデルを開発している。会社の資料では顧客の要望に応じて幅広い計算手法を提供するとしている。
できるようになること
同社資料は、分子シミュレーションによる実験結果の解釈向上、新材料の性能予測、分析で捉えにくい現象の理解を挙げる。NEDO資料では、風力発電機の摩擦・摩耗予測を通じた潤滑状態の診断と、洋上風力のダウンタイム最小化を目標としている。
技術の出自:兵庫県立大学の研究室における分子シミュレーション・トライボロジー研究。大学公認ベンチャーとして研究成果の社会実装を目的に設立。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 材料性能の予測と材料開発
- 実験結果の解釈、分析では捉えにくい現象の理解
- 分子・材料界面の解析
- 風力発電機の軸受・増速機の潤滑状態診断、摩擦・摩耗予測
- 水素貯蔵、電池、トライボロジーに関する研究開発
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
顧客
国立研究開発法人産業技術総合研究所 液-液抽出系の抽出剤分子等の分子動力学解析を発注。 出典
共同開発
鹿児島工業高等専門学校 風力発電機の潤滑界面解析・診断システムの研究開発に参画。 出典
大学との関係
大学の認定
兵庫県立大学 大学発ベンチャー企業一覧に掲載。分子シミュレーション計算・解析を行う企業として記載。 出典