微生物発酵で糖から化学品を作り、廃デニムから染料を回収する

再生可能なバイオマス由来の糖を微生物発酵で化学品に変える技術と、廃デニムから酵素処理でインディゴ染料を回収する技術。

マイクロバイオファクトリー株式会社 大阪府 大阪市 / 2018年設立
研究発の技術 バイオものづくり 微生物発酵 スマートセル 合成生物学 バイオリファイナリー 染料リサイクル
実用化の段階
研究実証販売
EnzyBlueを使用したジーンズが2025年10月にエドウインから限定100本で発売された。一方、他の化学品パイプラインは開発段階と公表されている。
6製品
6提携・顧客
4特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

石油資源に依存した化学品生産と、染色後に焼却・埋立てされる廃繊維の課題に対し、再生可能資源からの生産や染料回収を目指す。

どう動くか

遺伝子を改変した微生物(スマートセル)に糖を与えて発酵させ、ヒドロキシチロソールやインディゴなどを生産する。別の技術では、セルロース分解酵素で廃デニムを処理し、繊維から染料を分離・回収する。会社は大阪産業技術研究所の基盤特許等を活用している。廃繊維由来の染料は「EnzyBlue」として製品に採用された。

できるようになること

会社・公的機関は、植物バイオマス由来の化学品生産による脱石油・脱炭素への貢献を掲げる。廃デニムから染料を回収して再利用することで、染料資源の循環と廃棄物削減を目指している。

技術の出自:地方独立行政法人大阪産業技術研究所のバイオものづくり・微生物発酵関連技術。会社資料では同研究所との共同研究機関としての連携を記載。大学・学部・研究プロジェクト名は確認できず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • アパレル・デニム用インディゴ染料
  • 廃繊維からの染料回収・再利用
  • 化粧品・健康食品原料
  • 接着剤原料
  • ナイロン・汎用樹脂原料
  • 微生物培養・バイオものづくりの受託開発

優位性の主張

会社の主張
大阪産業技術研究所の基盤特許等を活用して、微生物による化学品生産を開発している。 出典
会社の主張
セルロース分解酵素を用いてセルロース繊維から染料を回収する方法について、特許第7518562号を取得した。 出典
会社の主張
特許第7194950号の実施例では、改変微生物によるヒドロキシチロソール生産量として8.7 g/Lを記載。特許記載の培養条件下での値。 出典

製品・サービス

販売中
EnzyBlue(リサイクルインディゴ染料)

廃繊維から回収したインディゴ染料。長瀬産業、オー・ジー長瀬カラーケミカルと共同開発。 出典

アパレルメーカー、染色業界
販売中
EnzyBlue使用ジーンズ「最古最新ジーンズ」

エドウインがEnzyBlueを使用し、限定100本で発売したジーンズ。 出典

アパレル・ジーンズ購入者
試験導入
バイオインディゴ

バイオマス由来の糖を微生物発酵して生産するインディゴ染料。 出典

アパレル・染色業界
研究段階
ヒドロキシチロソール

微生物発酵による生産を開発する化学品。化粧品・健康食品・接着剤原料を想定。 出典

化粧品・健康食品・接着剤原料メーカー
研究段階
cis,cis-ムコン酸

微生物発酵による生産を開発する化学品。ナイロン等の汎用樹脂原料を想定。 出典

樹脂・化学品メーカー
販売中
微生物・バイオ化学品の受託/共同研究開発

有用微生物の開発・培養、バイオ化学品の生産や用途開拓に関する受託・共同開発。 出典

化学・素材メーカー、研究機関、事業会社

これまでの歩み 新しい順

2026-08
共同開発
株式会社Landeo:リサイクルインディゴ製造残渣を活用した炭顔料の共同開発契約を締結。 出典
2025-10
共同開発
長瀬産業株式会社:オー・ジー長瀬カラーケミカルとともに、リサイクルインディゴ染料EnzyBlueを共同開発。 出典
2025-10
共同開発
オー・ジー長瀬カラーケミカル株式会社:長瀬産業とともに、リサイクルインディゴ染料EnzyBlueを共同開発。 出典
2025-10
顧客
株式会社エドウイン:EnzyBlueを使った限定100本のジーンズを発売。 出典
2025-03
受賞
ケリング、CIC Institute「第1回 Kering Generation Award 特別賞」 出典
2022-12
受賞
公益財団法人イノベーシスト「イノベーシスト助成事業 前田賞」 出典
2021-09
受賞
Plug and Play Japan株式会社「Plug and Play Japan Summer/Fall 2021 Summit Kyoto New Materials EXPO Startup Award」 出典
2020-06
助成
令和2年度大阪府ものづくりイノベーション支援助成金採択。大阪府 出典
残りの3件を表示
2020-05
資金調達
第三者割当増資。金額は非公表。日本材料技研株式会社 出典
2019-09
助成
NEDO Entrepreneurs Program(NEP)採択。NEDO 出典
2019-09
助成
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「NEDO Entrepreneur Program(NEP)採択」 出典

提携先・顧客

共同開発
長瀬産業株式会社 オー・ジー長瀬カラーケミカルとともに、リサイクルインディゴ染料EnzyBlueを共同開発。 出典
共同開発
オー・ジー長瀬カラーケミカル株式会社 長瀬産業とともに、リサイクルインディゴ染料EnzyBlueを共同開発。 出典
顧客
株式会社エドウイン EnzyBlueを使った限定100本のジーンズを発売。 出典
共同開発
地方独立行政法人大阪産業技術研究所 基盤特許等を活用し、微生物による化学品生産で共同研究。 出典
共同開発
株式会社Landeo リサイクルインディゴ製造残渣を活用した炭顔料の共同開発契約を締結。 出典
共同開発
CIRCULAR CARBON株式会社 リサイクルインディゴ製造残渣を活用した炭顔料の共同開発契約を締結。 出典

特許

4 件 出典
Google Patents、NITE DBRP、JST資料、会社公開資料で確認した登録特許4件。会社資料記載の未特定出願は含めない。
主な分野微生物による芳香族化合物生産、ヒドロキシチロソール発酵生産、セルロース繊維からの染料回収
特許第7034496号「芳香族化合物を産生する微生物」 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 / 登録。会社資料では非独占的通常実施権の許諾を記載。 出典
特許第7194950号「ヒドロキシチロソールの製造」 マイクロバイオファクトリー株式会社、地方独立行政法人大阪産業技術研究所 / 登録 出典
特許第7518562号「染料の回収方法」 マイクロバイオファクトリー株式会社 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
特許第7607865号「ヒドロキシチロソールの製造方法」 マイクロバイオファクトリー株式会社、地方独立行政法人大阪産業技術研究所 / 登録 出典

会社の規模

従業員3名(2026-09-06(Gビズインフォの更新日。人数の基準日は未記載)時点) 出典(Gビズインフォ)
資本金1,950万円 出典
大学との関係共同研究ベンチャー
公式サイトmicrobiofactory.co.jp

出資者(公開情報で確認できた1社)

事業会社(CVCを含む) 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:17件
法人番号:1120001215609
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