樹脂を含ませた天然木シートで、曲面や縫製の製品を作る
天然木の突板に樹脂を含浸し、補強材を貼り合わせて柔軟性と強度を持たせたシート「テナージュ」と、それを樹脂と一体成形するIMW工法。
ゼロワンプロダクツ株式会社 龍谷大学発 / 大阪府 大阪市 / 1998年設立
研究発の技術 天然木複合素材 突板 樹脂含浸 柔軟シート 縫製可能素材 インサート成形
買収・子会社化 公式沿革は2022年9月にM&Aで笹嶋オイル株式会社の関連会社となったと記載し、2025年の展示会出展も掲載しています。
実用化の段階
研究実証販売
龍谷大学はテナージュの開発・実用化を記載し、会社は素材の製造販売と複数企業製品への採用実績を公表しています。
3製品
7提携・顧客
2特許
1出資者
しくみ
解こうとしている課題
従来の天然木突板は曲げると割れやすく、曲面や縫製を要する製品には使いにくい一方、表面を樹脂フィルムで覆うと木の質感が損なわれる課題がありました。
どう動くか
薄くスライスした天然木に樹脂を含浸させ、裏面に和紙、不織布、天然皮革、帆布などを貼って補強します。木の表面をフィルムで覆わずに、繰り返し曲げたり縫ったりできるのが特徴です。IMW工法では、このシートと樹脂部品を成形工程で一体化し、天然木を使った立体部品を作ります。
できるようになること
天然木の質感を保ったままバッグや小物、家電部品、照明などに使える素材となり、従来は使いにくかった曲面や縫製のある製品への木材利用を可能にします。突板端材の再利用にもつながると会社は説明しています。
使われる場面
- バッグ、財布、小物などのファッション雑貨
- 携帯電話・スマートフォンカバー、ノートPC、DVDドライブなどの家電・情報機器部品
- シェーバーの持ち手などの樹脂一体成形部品
- 照明器具、壁材、柱などのインテリア・建材
- 天然木織物を使ったバッグや照明傘
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
特許
2 件 出典
Google Patentsで日本語・英語の出願人名を検索し、gBizINFOの法人番号紐付け特許件数とも照合。会社名義で確認できた日本特許記録2件を計上。旧特許のJP・US・WOは同一ファミリーとして扱いました。
主な分野樹脂含浸した天然木突板の柔軟シート、天然木複合素材の予備賦形と樹脂成形
海外出願True
特許第3536048号 / WO2003002317A1 / US6936351B2「天然木自在シート(Flexible natural wood sheet)」 ゼロワンプロダクツ株式会社(Google Patents表記: Zeroone Products Inc.) / 日本・米国で登録。Google Patents上では日本特許は料金不納による失効、米国特許は存続期間満了、WO出願はCeased。 出典
特許第6719690号 / WO2021044612A1「天然木複合素材およびこれを用いた成型品」 ZEROONE PRODUCTS LTD. / 日本で登録・Google Patents上Active。WO公開あり、同ページ上ではWO出願はCeased。 出典
会社の規模
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた1社)
笹嶋オイル株式会社
事業会社(CVCを含む) 1
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。