畝間を走る小型機で、草刈りや薬剤散布を行う

畝間向け小型農業ロボット。ラジコン式の草刈り機「ウネカル」と薬剤散布機「ウネマキ」を開発・販売し、自動走行型草刈りシステムも開発中。

株式会社FieldWorks 筑波大学・長岡技術科学大学発 / 新潟県 長岡市 / 2023年設立
技術を使った製品・サービス 農業ロボット 畝間作業 薬剤散布 草刈りロボット 遠隔操作 自律走行
実用化の段階
研究実証販売
ウネマキとウネカルの販売が確認でき、ウネマキは2025年12月発売、2026年にはレンタル提供も開始した。
5製品
5提携・顧客
3特許
1出資者

しくみ

解こうとしている課題

人力中心の畝間除草や薬剤散布は身体的負担が大きく、小規模農地や狭い畝間では既存の大型機械が使いにくい。農業の高齢化と人手不足も課題とされる。

どう動くか

ウネマキは4輪のバッテリー駆動機にタンク、ポンプ、ノズルを搭載し、離れた場所からラジコン操作で薬剤を散布する。ノズルやタンクなどを選び、除草と防除に対応。ウネカルは機体幅を変える機構で畝間に合わせ、草刈り用アタッチメントで除草する。開発中の親子式ウネカルは、畝間を自律走行する子機と、それを運んで畝間を移動する親機を組み合わせる構想。財団の助成事業説明では、幅を最小20cmまで変える機構、進行方向を90度切り替える機構、ARマーカーとカメラによる自己位置推定を挙げている。

できるようになること

会社や助成財団は、畝間作業の負担・時間・コストを減らし、播種や収穫など別の作業に人手を回せることを目指すとしている。バッテリー駆動ロボットの普及による農作業の効率化も期待されている。

技術の出自:筑波大学大学院在籍中に創業した学生ベンチャーと公表。特定の学部、研究分野、研究プロジェクトに由来する技術との確認はできず。 出典1 出典2 出典3 出典4 出典5

使われる場面

  • 畝間の除草剤散布
  • 畝間や作物への防除・薬剤散布
  • 畝間および畝際の草刈り
  • 施設園芸・露地野菜の農作業省力化
  • 親子式ロボットによる畝間自動除草の実証・開発

優位性の主張

会社の主張
ウネカルは機体幅を変形でき、バイクモードでは畝底面幅約210mm、クルマモードでは約480mmの畝間などに対応すると説明している。 出典
会社の主張
ウネマキは最大70m離れた場所からラジコン操作でき、ユーザーテストでは薬液使用量が従来の60%まで減少、作業時間が最大で従来の4分の1になったと会社が発表。試験条件の詳細は公表資料に記載なし。 出典
第三者の評価
親子式ウネカルの開発計画では、機体幅を最小20cmまで変形させること、90度の方向転換機構、ARマーカーとカメラによる自己位置推定を特徴として挙げている。これは開発計画の説明で、製品化済み性能を示すものではない。 出典

製品・サービス

販売中
ウネマキ除草

タンク、ポンプ、ノズルを載せた4輪のラジコン散布ロボット。畝間の除草剤散布に使う。 出典

畑作農家、農業法人
販売中
ウネマキ防除

ポンプを強化し、複数のノズルを使って畝間から作物へ薬剤を散布するラジコンロボット。 出典

畑作・施設園芸農家、農業法人
販売中
ウネカル

畝間をラジコン走行して草を刈る小型ロボット。機体幅を変形でき、アタッチメントにも対応する。 出典

畑作農家、農業法人、草刈り作業を行う事業者
試験導入
親子式ウネカル

親機が畝間を移動し、子機が畝間を自律走行して除草するシステム。実証・開発中。 出典

露地野菜農家、農業法人
販売中
ウネマキのレンタルサービス

ウネマキを1か月から宅配で貸し出すサービス。モデルにより月額料金が異なる。 出典

購入前に試用したい農家、季節的に散布作業を行う農業法人

これまでの歩み 新しい順

2026-02
助成
AICHI NEXT UNICORN LEAGUE シーズン6 優勝賞金。500万円。愛知県 出典
2026-02
実証
深谷市:市内の花き生産現場でウネマキの実用性と短期レンタルの運用を検証する計画。 出典
2025-11
受賞
埼玉県「令和7年度埼玉農業大賞 技術革新部門 優秀賞」 出典
2025-11
認定
新潟県「J-Startup NIIGATA 選定」 出典
2025-07
助成
令和6年度補正予算「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」採択。生物系特定産業技術研究支援センター(農研機構) 出典
2025-07
共同開発
株式会社農社:親子式ウネカルの共同研究機関として事業に参加。 出典
2025-07
提携
アイアグリ株式会社:親子式ウネカルの開発・供給支援機関として事業に参加。 出典
2025-05
販売提携
株式会社クボタ:クボタの農機シェアリングサービスを通じ、深谷市でウネカルのレンタルを実証提供。 出典
2024-05
資金調達
シードラウンド。金額は非公表。East Ventures株式会社

提携先・顧客

販売提携
株式会社クボタ クボタの農機シェアリングサービスを通じ、深谷市でウネカルのレンタルを実証提供。 出典
共同開発
株式会社農社 親子式ウネカルの共同研究機関として事業に参加。 出典
共同開発
アイアグリファーム守谷株式会社 親子式ウネカルの共同研究機関として事業に参加。 出典
提携
アイアグリ株式会社 親子式ウネカルの開発・供給支援機関として事業に参加。 出典
実証
深谷市 市内の花き生産現場でウネマキの実用性と短期レンタルの運用を検証する計画。 出典

特許

3 件 出典
会社名および英語表記を用いたGoogle Patents検索とJ-GLOBAL検索で、公開情報として確認できた出願を集計。出願番号の重複・参照記載を照合し、3件とした。
主な分野畝間走行ロボットの可変幅・進行方向切替機構、親機・子機による農作業支援システム、畝間を走行する無人草刈装置
無人移動体(特願2024-214179/特開2025-173461/特許第7803586号) 株式会社FieldWorks / 登録・有効(2026-01-21登録とGoogle Patentsに表示) 出典
農作業支援システム(特願2024-228332/特開2026-112591) 株式会社FieldWorks / 公開公報 出典
無人移動草刈装置(特願2025-173424/特開2026-113402) 株式会社FieldWorks / 公開公報 出典

会社の規模

資本金1,300万円(2025時点) 出典
大学との関係学生ベンチャー
公式サイトfieldwork-s.com

大学との関係

大学の認定
筑波大学 筑波大学が大学発ベンチャーの称号を授与したと公表。 出典
大学との関係
長岡技術科学大学 大学公式の案内で、同大学卒業後に筑波大学大学院在学中に創業した企業として紹介され、起業セミナーの講師として招かれている。 出典

出資者(公開情報で確認できた1社)

独立系VC 1

会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。

調査日:2026-10-03
このページの出典:19件
法人番号:1110001037624
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