蛍光のわずかな変化を高速撮影し、細胞の電気活動を画像にする
微弱な蛍光変化を高速カメラで捉え、脳・心臓などの電気活動や細胞機能を画像化する研究用イメージング技術。
ブレインビジョン株式会社 理化学研究所発 / 東京都 千代田区 / 1998年設立
研究発の技術 高速イメージング 蛍光イメージング 膜電位イメージング オプティカルマッピング CMOSイメージセンサー 生命科学研究機器
実用化の段階
研究実証販売
会社はMiCAMシリーズの販売実績を約27年・世界230の脳科学/心臓研究機関へ約430台と公表し、現行製品情報と納入先一覧も掲載している。
7製品
5提携・顧客
4特許
0出資者
しくみ
解こうとしている課題
脳・心臓・培養細胞などの活動は速く、光の変化も微弱なため、従来の計測では活動の時間的・空間的な広がりを捉えにくい。
どう動くか
膜電位感受性色素などで標識した組織では、細胞の電気活動に応じて蛍光の明るさが変化します。MiCAMはその微弱な変化を高速撮影し、画像上の各点の時間変化として記録します。多カメラ同期やLED点灯制御、計測・解析ソフトも組み合わせ、活動の広がりを可視化します。会社はこの技術を脳科学研究から着想し、光計測システムとして製品化したと説明しています。
できるようになること
同社は、脳・心臓研究や細胞機能評価で活動を画像として記録・解析できると説明しています。NEDOの心毒性評価プロジェクトでは、ヒトiPS細胞由来心筋細胞と計測装置を使う評価法の研究開発が行われました。実用化が広がれば、研究や薬剤候補の評価における計測手段の選択肢が増えます。
技術の出自:理化学研究所 脳科学総合研究センター(理研BSI)発。脳科学研究向けの超高速リアルタイムイメージングシステムを起点に創業。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 脳・神経活動の膜電位イメージング
- 心臓・心筋細胞の電気活動と心毒性評価研究
- 培養細胞の機能観察
- カルシウム、GCaMP、内因性信号などの蛍光イメージング
- オプトエレクトロニクス・撮像センサーの研究開発
優位性の主張
製品・サービス
販売中
小動物用超音波エコー ULTIMUS 9LAB
中国Beijing Yeeran Technology製の研究用小動物超音波装置。同社が日本総代理店・輸入元。 出典
大学・研究機関、前臨床研究機関
これまでの歩み 新しい順
2014-01
共同開発
NEDO・研究開発プロジェクト参画機関:ヒトiPS細胞由来心筋細胞と計測装置による心毒性評価法を研究開発。
提携先・顧客
特許
4 件 出典
Google Patentsで「ブレインビジョン株式会社」「Brainvision Inc.」および関連技術語を検索して確認できた公報4件。特許ファミリー重複や検索漏れがあり得るため、網羅的な保有件数ではない。
主な分野細胞の光学観察、CMOS・固体撮像素子、TOF距離画像センサーの画素構造
共同出願人Stanley Electric Co Ltd
海外出願True
JP7012556B2 / JP2019140989A「細胞観察装置および細胞観察方法」 ブレインビジョン株式会社 / 登録(Google Patents表示:Active) 出典
JP5395323B2「固体撮像素子」 ブレインビジョン株式会社 / 登録 出典
US8710561B2「Pixel structure of a solid-state image sensor employing a charge sorting method」 Stanley Electric Co Ltd; Brainvision Inc / 登録(Google Patents表示:Active) 出典
US7683954B2「Solid-state image sensor」 Brainvision Inc / 登録 出典
会社の規模
大学との関係
大学の認定
理化学研究所 理研の研究成果を源流として設立され、1998年に理研ベンチャー第1号として認定。会社沿革によれば2011年に認定解除が承認された。 出典