味や香り、食感を数値にして、食品開発や好みに合う提案に生かす
味覚センサや官能評価で食品の味・香り・食感を数値化し、食品データベースと嗜好性診断ロジックを使って商品評価、開発、推薦を支援する技術。
株式会社味香り戦略研究所 九州大学発 / 東京都 中央区 / 2004年設立
研究発の技術 味覚センサ 食品データベース 感性工学 官能評価 データサイエンス 嗜好性診断
買収・子会社化 2010年に総合商研株式会社の連結子会社となり、現在も同社の公式会社概要と決算資料に掲載されています。
実用化の段階
研究実証販売
分析・コンサルティングの料金を公開し、嗜好性診断や食品推薦機能を提供開始したこと、法人との導入・共同開発事例を公表している。
4製品
8提携・顧客
8特許
4出資者
しくみ
解こうとしている課題
味やおいしさは主観的で、従来は商品間の違いや消費者の好みを共通の基準で比較しにくかった。食品開発や品質評価、消費者に合う商品の提案に使える客観的なデータ化を目指す。
どう動くか
味覚センサによる機器分析、におい・食感の分析、官能評価を組み合わせ、食品の特徴をデータ化する。蓄積した食品の味データと、質問への回答や調査から得た嗜好データを解析し、商品の評価や利用者の嗜好タイプ分類、食品とのマッチングに使う。会社は嗜好性診断とフードペアリングの特許技術を活用すると説明している。
できるようになること
会社は、数値化した味・香り・食感や嗜好データを商品開発、品質管理、市場調査、販促や個人に合う食品の推薦に活用できると説明している。
技術の出自:九州大学 五感応用デバイス研究開発センターの味覚・嗅覚センサ研究分野、およびJST未来社会創造事業「味覚・嗅覚・食感イノベーションによる食サービスの創出」。同事業では同社が個人嗜好のデータベースと食品選択アルゴリズムの開発に参加。 出典1 出典2 出典3 出典4
使われる場面
- 食品・飲料の商品開発
- 食品の品質評価・品質管理
- 嗜好調査・市場調査
- 食品の販促・マーケティング
- 嗜好に基づく食品レコメンド
- 食品・飲料のフードペアリング
- 海外市場向けの商品開発・味の調整
優位性の主張
製品・サービス
これまでの歩み 新しい順
提携先・顧客
共同開発
Gigalogy株式会社 嗜好性診断と生成AIを組み合わせた商品推薦プラットフォームを共同開発。 出典
実証
菊水酒造株式会社 日本酒AIナビゲーションの第一弾ユースケースを展開。 出典
共同開発
東洋紡株式会社 分析・データ活用技術とバイオ領域の知見を組み合わせ、サステナブル食品を研究開発。 出典
共同開発
一般社団法人おいしさの科学研究所 感性分析・データ活用による食品課題の研究開発で業務提携。 出典
顧客
不二製油株式会社 嗜好性診断「コレスキ」をカスタマイズし、万博イベントの体験コンテンツに提供。 出典
顧客
合同会社シラフ ノンアル・ローアルビールの味分析と情報発信に活用。 出典
顧客
株式会社エバラ食品工業 肉とたれのペアリング解析によるたれ選びの事例を公開。 出典
特許
8 件 出典(Gビズインフォ)
Gビズインフォの法人番号検索で確認できた特許は8件。掲載対象の出願年は2013~2022年の過去10年分であり、全期間の総数ではない。個別に公報内容を確認した例をipに記載。
主な分野食品・飲料の味覚データベース、嗜好性に合う食品・飲料の情報提示、飲料・食品・料理・調味料の相性診断、食品推薦・マーケティング情報処理
海外出願True
特許第7448274号「嗜好商品情報提示装置及び嗜好飲料・食品情報提示装置」 株式会社味香り戦略研究所 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
WO2022239750A1「嗜好商品情報提示装置及び嗜好飲料・食品情報提示装置」 株式会社味香り戦略研究所 / 国際公開。対応する日本特許は登録・有効 出典
特許第7398855号「飲料と食品、料理と調味料、調味料、食品構成材料それぞれの相性情報提示装置及び飲料と食品の相性診断方法」 株式会社味香り戦略研究所 / 登録・有効(Google Patents表示) 出典
特許第4697862号「味覚データベース」 株式会社味香り戦略研究所 / 登録後、存続期間満了(Google Patents表示) 出典
大学との関係
出資者(公開情報で確認できた4社)
事業会社(CVCを含む) 2銀行・金融機関系 2
会社や出資者の発表から確認した。出資者の種類は、AIが社名から付けたもの。個人の株主は載せていない。*は、出典のページで社名を機械的に照合できなかったもの。